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腐女子に付き、予告なくナチュラルにホモ語り入ります。閲覧の際はお覚悟ください。
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ぶっちゃけ寺で「細川ガラシャ」についてやってて、ちょっと、おいおいって思ったことがあったので書いておく。

タイトルに物騒な事を書いたが、これは「勿論」該当する歴史上の人物が実在しないといっているわけではない。

何が言いたいかって言うとね、「戦国時代は、日本は夫婦別姓なんですよ」ってことを言いたいのさ。

番組でさあ、「細川ガラシャ、本名・細川玉」とかって紹介されてて、待てやおい、と。
大学教授とかもいるのに、訂正も注釈もなしかよ、と。

繰り返すが戦国時代は夫婦別姓。
つまり、「細川ガラシャ」として我々に認知されている人物の本名は、「細川玉」ではなく、「明智玉」。

だから、洗礼名で呼びたきゃ「明智ガラシャ」が本来は正しい。
それがどうして細川姓で認知されるようになったかというと、明治時代のキリスト教徒が「明智玉」を「細川ガラシャ」と言う呼称で殉教徒として喧伝したから。
明治には夫婦同姓が一般的になっていたんだろう。たぶん。

なので、件の人物が「細川ガラシャ」とよばれるのはまあいい。
なんつの、芸名みたいな感じで。
でも、「細川ガラシャ、本名・細川玉」と紹介されるのはなんか違和感がある。
そういう歴史認識の誤りが、なあなあにされて流されていくのは嫌だなあと思うんだ。

テレビとかで細川ガラシャを取り上げるときは、「細川ガラシャ、本名・明智玉」と正しく紹介してあげてほしい。




それにしても、南総里見八犬伝の曲亭馬琴を「滝沢馬琴」とかけったいな表記にしたり、明智玉を細川ガラシャにしちゃったり、いろいろカオスだよな。明治時代。
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