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腐女子に付き、予告なくナチュラルにホモ語り入ります。閲覧の際はお覚悟ください。
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人は十人十色、千差万別だから、みんながみんな同じ考えをしているわけではない。
今回の震災にしても、心を痛める人や被災地を応援する声がたくさんある一方で、何万人もの人間が命を落としても何も感じない人間もいれば、この震災をある種の娯楽と捉える人間も少なからず存在するのを目にした。

それはね、人間だから、仕方ない。
全人類がすべて同じ考え方をするようになったら、それはそれで恐ろしいことだと思う。
違う考え、大いに結構。
「みんな違って、みんないい」と金子みすずも詠っている。


けれどね、


それを、大勢の人間が見えるところで平然と垂れ流すのは、違うと思う。

現実問題として、目の前で苦しんでいる人がいるときに、ざまあ見ろといわんばかりにつばを吐きかけるような発言をするのは、それはもはや、血の通った人間とは言えないのではないかと思う。

思うのは、自由だよ。
人の心の中までは、誰も縛ることができない。

でも、秘する事もまた華なのだと、どうか気づいて欲しい。


それから、一般大衆よりも少し大きな声を持っている人たち。
政治家、作家、芸能人、マスコミ。
一般大衆が発言するのより、大きくて重い声を持っている人達は、どうか自らの声の重さを自覚して欲しい。

残念ながらあなたたちの発言は、どれほど荒唐無稽であっても、無礼千万であっても、便所の落書きクラスであったとしても、一般大衆にはそうと受け取られない。

大きくて重い声が、今回の震災は天罰なのだといえば、その声は通常よりも威力を持って届いてしまう。
国が示威的な隠し事をしているような書き方をすれば、事実はどうであれそれを信じる人が出てきてしまう。

どうか、自らの言葉の重さを、今一度自覚して欲しい。

うかつな発言をしないで欲しい。

被災地の人たちの精神はぎりぎりのところで戦っている。
彼らは、今この瞬間も、まさに生きるために生きている。

その人々に、石を以ってぶつような真似を、どうかしないで欲しい。

どうか、せめて、心の安寧だけでも護ってあげて欲しい。

それでもどうしても被災した人たちを貶める発言をしたいのならば、それこそ自宅の便所の壁にでも書いて欲しい。
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プロフィール
HN:
玉撫子薫
性別:
女性
職業:
腐れ専業主婦
自己紹介:
仙台市出身。千葉県在住。
旦那様と息子と娘と猫3匹。
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