腐女子に付き、予告なくナチュラルにホモ語り入ります。閲覧の際はお覚悟ください。
※この記事は後日作成していますが、当日の日付で投稿しています。
AM9:56 南房総市・富山・伏姫籠穴
次なる目的地は岩井駅から見上げた富山の中にある「伏姫籠穴」です。
岩井駅から県道258号線に左折して、そのままずーーーっと道なりに進んでいく。と、左手に「伏姫籠穴」と書かれた看板が見えるので、その看板を左折。
ところが案内板はそれを最後にその先出てこないんだな、これが。
258号沿いの案内板に従って左折すると、直進したところにあるのは中学校。
せめて中学校の前に[伏姫籠穴→]とか書いてくれればいいのにナッシング。
この辺はこういう不親切なところが本当に多かったです。
後述しますが犬掛古戦場もそう。
徒歩でのハイキングにはいいのかもしれないけど、車での観光客への配慮は皆無に近いです。
ちなみにもちろんカーナビにも登録されていないので、手持ちの地図と事前情報のみが頼り。
とりあえず、中学校に入るルートのわけはないだろうから、と中学校の校門前を右折。
ところがここから道が明らかに山道になる。ぶっちゃけ悪路。断崖絶壁。
「マジでこの道で合ってるのか!?」と何度も絶叫する旦那様。
「合っています。ソースはネット」と情弱のような事をごもごも呟く私。あまりの山道にちょっと自信なくす。いやでも車でいけるはず。だって手前に車停めるとこも何にもなかったし。伏姫籠穴はここから車を降りて徒歩で行けとかもどこにも書いてなかったし。まァ案内そのものが258号線沿いのしかなかったけど!
中学校前を右折した後は、どこにも逃げ道のない一本道。間違うはずはない。絶対あってる。でも道はあまりにも細くてくねくねの車が通るためとは思えないような山道。もし対向車が来ても100%すれ違えない。つか崖から落ちそうで怖い。
でも、もしかしたら間違えたかも、なんてテンパってる旦那に言ったら、たぶん旦那はその瞬間に発狂するに違いない。だって旦那様は既に涙目。内心ガクブルしながら自信満々の顔で「合ってます。車でいけます。ネットで見たし」を繰り返す私。
そんながたぼこ道を走っていくと、急に開けたところに出ました。よかった。ついた。まじよかった。ほんとよかった。ちびるかと思った。
まず「伏姫籠穴」と書かれた山門があって、その前が駐車スペース。
山門の横には伏姫籠穴についての説明板とトイレと登山者用の杖が置いてあります。
見ればその右手奥から富山のハイキングの登山コースが続いています。
が、我々の目当ては登山ではなく伏姫籠穴なので、素直に山門をくぐります。
で、この伏姫籠穴。何かというと、南総里見八犬伝の物語序盤で伏姫と八房が篭った、まさにその洞窟、なのです。まじでか。フィクションなのに。
しかも、人工的にあけた洞窟ではなくて、八犬伝刊行当時から開いていた穴なんだそうで、当時既に現代と同じく聖地巡礼に訪れていた江戸時代のファンによって発見され、「伏姫籠穴」と呼ばれていたのだとか。すげぇな、江戸時代の馬琴オタ。ぱねぇっす。さすが源氏物語から一千年以上脈々と受け継がれてきたオタ民族日本人。
ちなみに馬琴先生、八犬伝執筆に当たって房総半島ロケハンなどは一切してないらしいです。なのに情景にマッチした洞窟が存在しちゃう。すごすぎ。
洞窟の歴史は古くとも、この山門はどうも比較的最近に建てられた物らしく、看板も新しい感じで綺麗。
その山門をくぐってすぐ右手に「犬塚」なるものがありました。
なんと、八房が葬られた場所だそうで。まじでか!架空の犬なのに墓があるのか!作りこみパネェ!
犬塚の周りは水仙が満開で、梅も咲き始めていました。
とにかく綺麗な山だなぁという印象。
町の人達が大切にしているお山なのだという感じ。本当に綺麗なお山。
なるほど、この花々を愛でながらハイキング登山するのはなかなか楽しそう。・・・と、呑気に思っていられたのは実はここまででした。
登山コースではないからといって登らないというわけではないのだ。当たり前だが。だって山だもの。みつを。
山門をくぐってからひたすらひたすら登る。
余談ですが、千葉県には厳密に言うと山はありません。
ブリタニカ百科事典によると、「山」と呼べるのは相対的に2,000フィートの高さを持つものなんだそうです。
2,000フィートとは、610mです。
でも、千葉県最高峰である愛宕山(あたごやま/南房総市)は、標高408.2mしかありません。
ゆえに千葉には山はない!
ちなみに東京スカイツリーの第2展望台「天望回廊」は、450mの高さにあります。
つまり、千葉県の大地をどれだけ頑張って登っても、第2展望台に行き着くことはできないんです。
で、まあ、そんな千葉県の事を、実はあたくし、常々おおっぴらに小馬鹿にしてきました。
何故ならあたくしは前述もしましたが、宮城県仙台市の出身。生まれも育ちも宮城県仙台市。
宮城県といえば、そう、宮城が誇る蔵王山!標高1,825m!
そんなお山に子供の頃から慣れ親しんできたあたくしには、千葉県の山など山にあらず!むしろ丘!千葉の山の全ては丘!!!(実際、正式名称として、房総半島の山々は「房総丘陵」という名前が付いているので、悪口でもなんでもなく千葉の山の全ては丘なのだけどね。)
悔しかったらスカイツリーよりも高くなってごらんなさい!
そいでもって、この富山というお山も、標高は349mしかありません。
ほーほほほほほ、349m!349mですって!?
丘ですわね、丘!
こんな丘、ひょいですわよ、ひょい!ほーほほほほほほほほ
で、まぁ、10分もしないでこの有様ですわ。
すみません。中央のこの太ましい物体があたくしです。熊とかではありません。
ひたすら続くのぼり道にへこたれるあたくし。
お、おかしいな・・・。ひょいだったはず・・・。こんな山、丘も同然だったはず・・・。
へこたれるあたくしを見捨てて、息子と娘はとっとと上まで登っていってしまう。
なんて薄情な子供達・・・!ああ、でもいとしのダーリンは待っててくれてるわ。やっぱり愛で結ばれているのね。
と、うっかりほだされかけた私の目に飛び込んできたものは、ニヤニヤしながらへこたれる私を撮影する夫の姿。殺意が湧く。
殺意に突き動かされながらしばらく登ると、八角形の舞台が現れます。
八角形の角には天辺に珠を乗せた八本の柱。それぞれに八犬士の名前が書いてある。
娘、自分のお気に入り犬士を探してはしゃぐ。
ここで簡単に八犬士の紹介。
八角舞台から伏姫籠穴を見上げた画像。
おおおお。
伏姫奪回を試みて富山に入った伏姫の元彼wはこんな風に籠穴を見上げたんだろうか…とか、一瞬感無量になりかけたけど、よく考えたら、元彼と伏姫の再会は籠穴じゃなく、川だったよな。確か。ねぇな、川。
入水しようとした伏姫と八房を見つけて、八房だけを射殺しようとして伏姫も撃っちゃうんだよな。保有スキル・ドジッ子ですね。
んで、やらかしたー!俺も死のう!って入水しようとするんですよ。元彼は。
ちなみに厳密にいうと元彼じゃなくて、元婚約者なんだけどね。
里見パパ実が元々伏姫たんを嫁がせようとしていたのは、犬じゃなくてちゃんと人間だったのだ。
それをいらんこと言うからこんなことになるのだ。
つくづくお口チャックなタイプのパパである。
それにしても川がない。崖はあったけどあの下は川だったのかな。あそこから落ちたら入水とかいう次元じゃなく滑落死だと思うけど。
伏姫籠穴への入口。
日によってこのゲートが閉まってて登れなくなってる事もあるらしいのですが、今日は開いててラッキー♪
伏姫籠穴への階段はむちゃくちゃ狭い。
娘はママの体は挟まって通れないんじゃないかと大変心配してくださいました。
ちくしょう!通れるよ!かろうじて!
登りきると小さな洞窟。
あれ?こんなに小さいの?と思いきや、実は入口は狭いが、中がぐっと広くなっている。
洞窟の中は白い玉砂利が敷いてあって、真ん中に白い珠が納められていた。
伏姫の御神体ちっくな感じ?
が、せっかくの白い珠なのに、なんかちょっと汚れてて残念。もう少し綺麗にしようよ。
ペットボトルのお茶とか備えてあったけど、それもなんかちょっとね。ゴミ捨てたっぽくも見えてしまう。残念。
つかさ、ここに、簡易にお社みたいな風体をこしらえるといいのではないの?
確か、原作では富山山中に伏姫神社を建立したことになったはず。それに倣って祠とかなんとかつくってお神酒上げとくだけでもそれっぽいロケーションになりませんか?そういうのはお嫌いですか?南房総市さん。
あ、それとも山頂に既に神社が立ててあるのかな・・・
更に奥を覗くと、黒地に白字で仁義八行の文字が刻まれている八犬士の玉が転がっている。
息子と娘は興奮していたが、やっぱりなんか残念。
もうちょっとなんとかならんかったものか。
置き方とかとにかく雑。
珠の質感もなんか惜しい。
八犬士の珠もその前に置かれた白い珠もなんかちょっと惜しい。
そもそも珠でかい。でかすぎ。
観光客向けに見やすくとの配慮だろうが、でかいって。
元々が数珠の珠だったようにはとても見えないし、これを握って生まれたり傷口から出てきたりするのは無理な大きさ。
いやいや、きっと、なんか、富山の霊的な力で巨大化したんだ。きっとそうだ。そういうことにしておこう。
籠穴からみおろした八角舞台。
この富山は、前述もしたが、南総里見八犬伝の中では「聖地」として登場する。
序盤は伏姫と八房がこの山に籠もり、そして共にこの山で命を落とし、中盤では神隠しに逢った八犬士の最年少・犬江親兵衛が実はこの山で神格化した伏姫神に育てられ、大団円では年老いた八犬士たちがこの山にこもって仙人となり、物語は終焉を迎える。
実際、登山コースを登っていくと、山頂に「八犬士終焉の地」の標柱があるらしい。
…私たちは主に体力的な問題で行きませんでしたが。
や、子供達の体力は有り余っていましたが、私のね、HPは限りなく0に近かった。この時点で既にww まだまだ序盤戦だというのにwwww
体力に自身のある方はぜひ山頂までトレッキングしてみてください。
あ、その際は、くれぐれもちゃんとそれなりの装備をしてください。丘とか何とか言いたい放題言いましたが、それでも山道ですので。ヒールとか言語道断よ!夏はやぶ蚊と蛇にも注意よ!
山頂には展望台とかもあるらしいです。
伏姫籠穴だけを見ても、綺麗なお山だなという印象だったので、きっと山頂も綺麗だと思います。
綺麗でこじんまりした可愛らしいお山。姫君が住むに値した山という感じでした。
さて、伏姫籠穴を堪能したら、次なる目的地へ。
あ、復路はさすがに心に余裕もあったので、道端の花なども楽しめました。水仙が咲き乱れていました。でもやっぱり断崖は怖かったです。
南総旅レポ記事一覧
- 南総里見八犬伝めぐり(1) 前置き
- 南総里見八犬伝めぐり(2) 道の駅 富楽里とみやま
- 南総里見八犬伝めぐり(3) 南房総市・JR岩井駅
- 南総里見八犬伝めぐり(4) 南房総市・伏姫籠穴 ←今ここ
- 南総里見八犬伝めぐり(5) 南房総市・県道258号線
- 南総里見八犬伝めぐり(6) 南房総市・犬掛地区・八房と狸の像
- 南総里見八犬伝めぐり(7) 南房総市・滝田城址
- 南総里見八犬伝めぐり(8) 南房総市・道の駅三芳村 鄙の里
- 南総里見八犬伝めぐり(9) 館山市・館山城
- 南総里見八犬伝めぐり(10) 館山市・館山城内部
- 南総里見八犬伝めぐり(11) 館山市・館山城南麓・八遺臣の墓
- 南総里見八犬伝めぐり(12) 館山市・館山城里見茶屋
AM9:56 南房総市・富山・伏姫籠穴
次なる目的地は岩井駅から見上げた富山の中にある「伏姫籠穴」です。
岩井駅から県道258号線に左折して、そのままずーーーっと道なりに進んでいく。と、左手に「伏姫籠穴」と書かれた看板が見えるので、その看板を左折。
ところが案内板はそれを最後にその先出てこないんだな、これが。
258号沿いの案内板に従って左折すると、直進したところにあるのは中学校。
せめて中学校の前に[伏姫籠穴→]とか書いてくれればいいのにナッシング。
この辺はこういう不親切なところが本当に多かったです。
後述しますが犬掛古戦場もそう。
徒歩でのハイキングにはいいのかもしれないけど、車での観光客への配慮は皆無に近いです。
ちなみにもちろんカーナビにも登録されていないので、手持ちの地図と事前情報のみが頼り。
とりあえず、中学校に入るルートのわけはないだろうから、と中学校の校門前を右折。
ところがここから道が明らかに山道になる。ぶっちゃけ悪路。断崖絶壁。
「マジでこの道で合ってるのか!?」と何度も絶叫する旦那様。
「合っています。ソースはネット」と情弱のような事をごもごも呟く私。あまりの山道にちょっと自信なくす。いやでも車でいけるはず。だって手前に車停めるとこも何にもなかったし。伏姫籠穴はここから車を降りて徒歩で行けとかもどこにも書いてなかったし。まァ案内そのものが258号線沿いのしかなかったけど!
中学校前を右折した後は、どこにも逃げ道のない一本道。間違うはずはない。絶対あってる。でも道はあまりにも細くてくねくねの車が通るためとは思えないような山道。もし対向車が来ても100%すれ違えない。つか崖から落ちそうで怖い。
でも、もしかしたら間違えたかも、なんてテンパってる旦那に言ったら、たぶん旦那はその瞬間に発狂するに違いない。だって旦那様は既に涙目。内心ガクブルしながら自信満々の顔で「合ってます。車でいけます。ネットで見たし」を繰り返す私。
そんながたぼこ道を走っていくと、急に開けたところに出ました。よかった。ついた。まじよかった。ほんとよかった。ちびるかと思った。
まず「伏姫籠穴」と書かれた山門があって、その前が駐車スペース。
山門の横には伏姫籠穴についての説明板とトイレと登山者用の杖が置いてあります。
見ればその右手奥から富山のハイキングの登山コースが続いています。
が、我々の目当ては登山ではなく伏姫籠穴なので、素直に山門をくぐります。
で、この伏姫籠穴。何かというと、南総里見八犬伝の物語序盤で伏姫と八房が篭った、まさにその洞窟、なのです。まじでか。フィクションなのに。
しかも、人工的にあけた洞窟ではなくて、八犬伝刊行当時から開いていた穴なんだそうで、当時既に現代と同じく聖地巡礼に訪れていた江戸時代のファンによって発見され、「伏姫籠穴」と呼ばれていたのだとか。すげぇな、江戸時代の馬琴オタ。ぱねぇっす。さすが源氏物語から一千年以上脈々と受け継がれてきたオタ民族日本人。
ちなみに馬琴先生、八犬伝執筆に当たって房総半島ロケハンなどは一切してないらしいです。なのに情景にマッチした洞窟が存在しちゃう。すごすぎ。
洞窟の歴史は古くとも、この山門はどうも比較的最近に建てられた物らしく、看板も新しい感じで綺麗。
その山門をくぐってすぐ右手に「犬塚」なるものがありました。
なんと、八房が葬られた場所だそうで。まじでか!架空の犬なのに墓があるのか!作りこみパネェ!
犬塚の周りは水仙が満開で、梅も咲き始めていました。
とにかく綺麗な山だなぁという印象。
町の人達が大切にしているお山なのだという感じ。本当に綺麗なお山。
なるほど、この花々を愛でながらハイキング登山するのはなかなか楽しそう。・・・と、呑気に思っていられたのは実はここまででした。
登山コースではないからといって登らないというわけではないのだ。当たり前だが。だって山だもの。みつを。
山門をくぐってからひたすらひたすら登る。
余談ですが、千葉県には厳密に言うと山はありません。
ブリタニカ百科事典によると、「山」と呼べるのは相対的に2,000フィートの高さを持つものなんだそうです。
2,000フィートとは、610mです。
でも、千葉県最高峰である愛宕山(あたごやま/南房総市)は、標高408.2mしかありません。
ゆえに千葉には山はない!
ちなみに東京スカイツリーの第2展望台「天望回廊」は、450mの高さにあります。
つまり、千葉県の大地をどれだけ頑張って登っても、第2展望台に行き着くことはできないんです。
で、まあ、そんな千葉県の事を、実はあたくし、常々おおっぴらに小馬鹿にしてきました。
何故ならあたくしは前述もしましたが、宮城県仙台市の出身。生まれも育ちも宮城県仙台市。
宮城県といえば、そう、宮城が誇る蔵王山!標高1,825m!
そんなお山に子供の頃から慣れ親しんできたあたくしには、千葉県の山など山にあらず!むしろ丘!千葉の山の全ては丘!!!(実際、正式名称として、房総半島の山々は「房総丘陵」という名前が付いているので、悪口でもなんでもなく千葉の山の全ては丘なのだけどね。)
悔しかったらスカイツリーよりも高くなってごらんなさい!
そいでもって、この富山というお山も、標高は349mしかありません。
ほーほほほほほ、349m!349mですって!?
丘ですわね、丘!
こんな丘、ひょいですわよ、ひょい!ほーほほほほほほほほ
で、まぁ、10分もしないでこの有様ですわ。
すみません。中央のこの太ましい物体があたくしです。熊とかではありません。
ひたすら続くのぼり道にへこたれるあたくし。
お、おかしいな・・・。ひょいだったはず・・・。こんな山、丘も同然だったはず・・・。
へこたれるあたくしを見捨てて、息子と娘はとっとと上まで登っていってしまう。
なんて薄情な子供達・・・!ああ、でもいとしのダーリンは待っててくれてるわ。やっぱり愛で結ばれているのね。
と、うっかりほだされかけた私の目に飛び込んできたものは、ニヤニヤしながらへこたれる私を撮影する夫の姿。殺意が湧く。
殺意に突き動かされながらしばらく登ると、八角形の舞台が現れます。
八角形の角には天辺に珠を乗せた八本の柱。それぞれに八犬士の名前が書いてある。
娘、自分のお気に入り犬士を探してはしゃぐ。
ここで簡単に八犬士の紹介。
- 「孝」- 犬塚信乃
前半の主人公。イケメン。たぶん一番人気。幼少期に女装させられていたが似合ってなかったのでいじめられていた。装備・村雨丸 - 「義」- 犬川荘助
苦労人。信乃の世話役で、後に信乃と義兄弟の契りを結ぶ。従者属性。荘助×信乃は最王道カプ。 - 「忠」- 犬山道節
信乃の元カノの異母兄。序盤で信乃のライバルのように登場するが後半に行くにつれて尻すぼみになる。トラブルメーカー。いろいろ企むがほぼ報われない。 - 「信」- 犬飼現八
小文吾の乳兄弟。養父は信乃のご近所さん。影薄い。でも戦闘力高い。 - 「悌」-犬田小文吾
現八と乳兄弟で、親兵衛の叔父。毛野にプロポーズされた純情巨漢。毛野が男だと気づかずに承諾している。女運悪い。 - 「仁」ー 犬江親兵衛
後半の主人公。チートキャラ。ホモにセクハラされる。あだ名は大八だが名前の由来は現代だと放送コードに引っかかるので大人の事情でなかったことにされている模様。 - 「智」- 犬坂毛野
男の娘。超美女。しかも超頭いい。超策士。小文吾大好き。道節と違って企みはほぼ成就させている。私と娘の超ご贔屓キャラ。小文吾×毛野おいしいです。hshs - 「礼」ー 犬村大角
ヤンデレ。唯一の妻帯者だったがヤンデレすぎて妻を死なせる。インテリ。
八角舞台から伏姫籠穴を見上げた画像。
おおおお。
伏姫奪回を試みて富山に入った伏姫の元彼wはこんな風に籠穴を見上げたんだろうか…とか、一瞬感無量になりかけたけど、よく考えたら、元彼と伏姫の再会は籠穴じゃなく、川だったよな。確か。ねぇな、川。
入水しようとした伏姫と八房を見つけて、八房だけを射殺しようとして伏姫も撃っちゃうんだよな。保有スキル・ドジッ子ですね。
んで、やらかしたー!俺も死のう!って入水しようとするんですよ。元彼は。
ちなみに厳密にいうと元彼じゃなくて、元婚約者なんだけどね。
里見パパ実が元々伏姫たんを嫁がせようとしていたのは、犬じゃなくてちゃんと人間だったのだ。
それをいらんこと言うからこんなことになるのだ。
つくづくお口チャックなタイプのパパである。
それにしても川がない。崖はあったけどあの下は川だったのかな。あそこから落ちたら入水とかいう次元じゃなく滑落死だと思うけど。
伏姫籠穴への入口。
日によってこのゲートが閉まってて登れなくなってる事もあるらしいのですが、今日は開いててラッキー♪
伏姫籠穴への階段はむちゃくちゃ狭い。
娘はママの体は挟まって通れないんじゃないかと大変心配してくださいました。
ちくしょう!通れるよ!かろうじて!
登りきると小さな洞窟。
あれ?こんなに小さいの?と思いきや、実は入口は狭いが、中がぐっと広くなっている。
洞窟の中は白い玉砂利が敷いてあって、真ん中に白い珠が納められていた。
伏姫の御神体ちっくな感じ?
が、せっかくの白い珠なのに、なんかちょっと汚れてて残念。もう少し綺麗にしようよ。
ペットボトルのお茶とか備えてあったけど、それもなんかちょっとね。ゴミ捨てたっぽくも見えてしまう。残念。
つかさ、ここに、簡易にお社みたいな風体をこしらえるといいのではないの?
確か、原作では富山山中に伏姫神社を建立したことになったはず。それに倣って祠とかなんとかつくってお神酒上げとくだけでもそれっぽいロケーションになりませんか?そういうのはお嫌いですか?南房総市さん。
あ、それとも山頂に既に神社が立ててあるのかな・・・
更に奥を覗くと、黒地に白字で仁義八行の文字が刻まれている八犬士の玉が転がっている。
息子と娘は興奮していたが、やっぱりなんか残念。
もうちょっとなんとかならんかったものか。
置き方とかとにかく雑。
珠の質感もなんか惜しい。
八犬士の珠もその前に置かれた白い珠もなんかちょっと惜しい。
そもそも珠でかい。でかすぎ。
観光客向けに見やすくとの配慮だろうが、でかいって。
元々が数珠の珠だったようにはとても見えないし、これを握って生まれたり傷口から出てきたりするのは無理な大きさ。
いやいや、きっと、なんか、富山の霊的な力で巨大化したんだ。きっとそうだ。そういうことにしておこう。
籠穴からみおろした八角舞台。
この富山は、前述もしたが、南総里見八犬伝の中では「聖地」として登場する。
序盤は伏姫と八房がこの山に籠もり、そして共にこの山で命を落とし、中盤では神隠しに逢った八犬士の最年少・犬江親兵衛が実はこの山で神格化した伏姫神に育てられ、大団円では年老いた八犬士たちがこの山にこもって仙人となり、物語は終焉を迎える。
実際、登山コースを登っていくと、山頂に「八犬士終焉の地」の標柱があるらしい。
…私たちは主に体力的な問題で行きませんでしたが。
や、子供達の体力は有り余っていましたが、私のね、HPは限りなく0に近かった。この時点で既にww まだまだ序盤戦だというのにwwww
体力に自身のある方はぜひ山頂までトレッキングしてみてください。
あ、その際は、くれぐれもちゃんとそれなりの装備をしてください。丘とか何とか言いたい放題言いましたが、それでも山道ですので。ヒールとか言語道断よ!夏はやぶ蚊と蛇にも注意よ!
山頂には展望台とかもあるらしいです。
伏姫籠穴だけを見ても、綺麗なお山だなという印象だったので、きっと山頂も綺麗だと思います。
綺麗でこじんまりした可愛らしいお山。姫君が住むに値した山という感じでした。
さて、伏姫籠穴を堪能したら、次なる目的地へ。
あ、復路はさすがに心に余裕もあったので、道端の花なども楽しめました。水仙が咲き乱れていました。でもやっぱり断崖は怖かったです。
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